このところ乾燥した猛暑が続いていましたが、デモの当日2日になると、明け方から激しく雨が降り出しました。
デモ参加者の出足が気になるところではありましたが、空気が澄んで気温が下がり、植物や野猫たちには恵みの雨となっているに違いありません。
昼の代々木公園。
プラカードを抱えた人が集まってきました。
出発前には激しく降っていた雨も、1時半を過ぎたあたりからやみかけて、沢山の方がパネルやプラカードを持って集まって来られるうちに、次第に傘は畳まれて、雨はデモのスタートとほぼ同時に止みました。
約40分、公園通りを練り歩き、渋谷駅前スクランブル交差点を左に折れて再び代々木公園に戻るコースでした。
多くの通行人が足をとめチラシを受けとって下さいました。
アメリカからの旅行者である二人のご婦人が「頑張って。もし日本に住んでいたら一緒に活動するわ。アニマルテストは絶対反対よ」
終了したあとも私達はその場に残り声を掛け合い、動物の命の利用や処分法に関する様々な署名を互いに集め合いました。
また今回の法改正について話し合い、今後の情報共有や連帯を進めるため場所を移して交流を深めました。
ご参加下さいました皆様お疲れ様でした。
みだりに繁殖されてはあらゆる場面(繁殖施設、ペットショップ、家庭、行政施設、動物実験施設)で容易に処分される愛護動物たち、
そして多数の国民の要請を裏切り、今国会での法改正でも法の保護の外に置かれたままとなった実験動物たち、
福祉の大きく遅れた産業動物たち、
見殺しにされた被災動物たち、
毛皮を購入する人がいるから、生きたまま毛を剥がされる動物たち
これら動物の置かれたあまりに悲惨な日本の現状を私達は本当に変えていく必要があります。
人にも動物にも明るい未来のために、共生のために、今後につなげていくための足掛かりであるデモでした。
また人のネットワークが広がりをみせています。
【当日の様子】
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