4月4日、THEペット法塾主催の動物実験に関する勉強会が大阪で開かれ、参加しました。
阪大(を退官されたばかり)の黒澤努さんは、代替法学会の会長さんでもあります。
スライドを用いて動物実験のことや、留学時代の経験、国際情勢について、興味深いお話しを伺いました。
海外の、効率のよい、進んだ獣医療の現場を体験されてきた黒澤さんのお話には、学ぶところが多く、海外と日本とのあらゆる側面でのレベルの違いを思いました。日本での研究や体験にとどまることなく、欧米に目を向け、知識や経験を吸収することの大切さを実感しました。黒澤さんのお話をぜひ日本の若い世代の人たちに聞かせたいものです。獣医学に限らず、あらゆる分野でそれが活かされるはずです。
私たちは、まったく立ち位置が異なりますが、日本の動物実験をせめて国際的なスタンダードにそろえたいとの思いは共通しています。わが国の法規制のない動物実験は、どうみても、もはや許容されえないということ、実験の自主管理・自主規制というのは成り立たないことを、外の者だけでなく内部の人たちもきちんと認めて声を挙げるべきです。
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豆腐料理店での懇親会では、ご家族のこと、福島に残された被災動物たちのことなど、お酒を交えて語り合いました。
酒に真実あり。
あ~酔い酔い。
3人の実験関係者と、4人の弁護士と、4人の動物ボランティア。
みんなで鍋をつついての語らい、交流が、実験動物のこれからを変えていく流れをうむことを信じて。
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