諏訪大社(上社本宮) 代表役員 北島和孝様
全国動物ネットワーク 代表 鶴田真子美
残酷なカエル串刺し神事の廃止を求める要請文
2014年11月11日
貴大社では毎年元旦の朝、冬眠中のカエルを掘り起こし、生きたまま串刺しにして「いけにえ」としています。
串刺しは生き物の殺し方の中でも特に激痛を与えるものです。動物愛護上、許すことのできない残虐行為です。しかも、この行事は子供も見物できるようになっています。
若年層の凶悪犯罪と動物虐待の関連はこれまでにも度々指摘されてきましたが、米国の調査では動物虐待歴のある子どもが将来対人暴力を起こす可能性は一般に比べ5倍もあるといいます。生きたままカエルを串刺しにするような異常な行事は子供への影響を考えても廃止すべきです。残酷なカエル串刺し神事として死んだカエルはいったいどうするのですか。このような殺生は納得できません。
これまで、様々な団体、個人が貴大社に対し、カエル串刺し神事の廃止やカエル型の人形等の代用品に変えることや、所作だけにすることを提案して来られましたが、貴大社は耳を貸さず、長年続いた伝統神事なので今後も継続すると表明されております。
このままでは来年も、カエルの壮絶な苦痛とともに新年を迎えることになります。罪のない生き物に激痛を与えて生贄(いけにえ)にするようなことは即刻廃止するべきです。一般の人が、道端でカエルを生きたまま串刺しにして殺していたら、その人は危険な変質者そのものとみられます。神社だからといって許されることではありません。
ここで、再度繰り返します。私どもは元旦恒例の蛙狩神事において、生きたカエルの代わりに代用品使用、又はカエルを射る所作だけにして頂けますようお願い申し上げます。これまで、世界各国で、或いはわが国で、人間や動物を犠牲にする残酷な神事や行事が、その残虐性の故に代替手段を講じられるようになってきました。スペインにおいて伝統行事の闘牛が、イタリアにおいて伝統行事のパリオが、それぞれ、その残虐性故に廃止されつつあるということは記憶に新しいところです。貴大社においても、生き物を苦しめない代用品使用の検討がなされてよいはずです。
なお、本要請文に対しては、到達後2週間以内に、文書でご回答を頂けますよう、お願い致します。又、ご回答いただいた文書、或いは、ご回答いただけなかった場合は、その事実を、当ネットワークのホームページ等において公表し、広く国民及び世界にお知らせしたいと考えておりますので、その旨予めご承知おき下さい。
以上
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小林万里子 (土曜日, 27 12月 2014 19:36)
長年行われてきた神事であることはわかりますが、生き物を殺すことなく行って欲しいと素直に思いました。
代用品使用でも、人の心が神聖なままならば良いのではないのでしょうか。
にゅぅとらる (木曜日, 04 2月 2016 03:27)
あなたが身代わりになれば万事解決。
諏訪人 (土曜日, 28 5月 2016)
彼らは神事というものを理解しているのでしょうか。
綱吉にでもなったつもりか。蚊とも仲良くどうぞ。
諏訪人 (土曜日, 28 5月 2016 22:56)
2週間以内とか笑
あなたは生物を殺したことは無いんですね。
そんなことをいうのであれば道路でひかれてしまう生物を守る活動もしましょうね。