石下総合体育館に家族と避難していた14歳のシーズーがいました
お父さんは、9月10日、
おじいちゃんお婆ちゃんは、ヘリコプターで救出されましたが、
そして、犬を抱いて水のなかを歩き、自衛官に助けられながら、
入り口で、避難所は動物不可と言われました。
人間のための避難場所だから、犬は入れられない、と。
小型犬は屋内で暮らすものです。寒さにも弱い。しかし、
下駄箱の裏にいるよう言われ、
溢れる汚水に全身濡れそぼり、命からがら犬を連れて逃げた、
避難所に着いても着替えなく寒さにふるえ、
ボランティアへの預かりは当初から望まれませんでした。
家族だからいっしょにいたい、
その一心で。
水害の頃は冷えた日もあり、夜の寒さがこたえたそうです。
風の冷たい下駄箱あたりにうずくまるお父さんに、被災者の方は、
おれがいってやるよ、なかに入れるように頼んでやるからな、
保険婦さんが、体育館の2階に場所を確保下さり、
そうしたらやがては受付の職員の知るところとなり、外に出せ、
出されたその晩に、犬は亡くなりました。
体育館の脇で。
昼には点滴をしていた、老犬です。
犬が体調を崩している話は、職員にもしていました。しかし、
亡くなった場所。
犬連れのこのご家族に何かと冷たくあたり、
飼い主さんは、泥水のなかから出して助けたのに、
そう涙ぐまれていらっしゃいます。
住まいを奪われ、行き場がなく、
中型犬は問題ありませんが、寒さに弱い小型犬は本来、
小ぶりの避難所(13名収容)であるきぬふれあいセンターにも、
昨日は職員に、外の犬に毛布を、と私からお願いしました。
しかし、人間のものだ、動物に与える毛布はない、
被災者は遠慮がちに暮らし、何の要求めされません。だから、
被災者の方にはこんなにつらいやり取りを聞かせたくありませんで
しかし、職員は声を低めるどころか荒げました。
悲しいことに、被災者の方に聞こえる結果となり、
ではせめて、段ボールをください、と頼みました。
支援物資を置かないから段ボールもない、と言われました。
キキさんが、たたんである小さな段ボールをみつけ、
石下総合体育館には、屋外に山積みされていましたのに、
シーズーは、亡くなった奥さんの忘れ形見だ、
県営や公務員住宅に入居するために、
いま、
冨岡公民館の白いわんちゃんの飼い主さん、
猫の飼い主さん、
シーズー3匹の飼い主さん、
石下総合体育館のダックスフンド3匹の飼い主さん、
愛護団体や個人ボランティアへの預かりにより、
震災で消えた小さな命展主宰の絵本作家うささんがいつもおっしゃ
公営住宅はペット不可であり、避難所が閉鎖したら、
それまで飼っていた犬猫を捨てて、
きぬふれあいセンター。
老犬シーズーは、寒さがこたえたのか、
石下総合体育館て外に出された晩に亡くなったシーズーのことが重
預かりは望まれないのなら、この方に、
それを、しないのでしょうか、茨城県。
働きかけないのでしょうか、救援本部。
指導しないのでしょうか、環境省。
泣くのはいつも、口のきけない動物であり、
周囲に遠慮して耐え忍ぶ飼い主さんです。
宝くじが当たれば、常総市内にアパートを買い上げて、
今日、毛布を5枚、CAPIN シェルターから運び、シーズーちゃんのテントにセットしました。
小型犬であるのに避難所の外に置かれたまま、
11月13日に、茨城県庁、常総市役所、財務省に、
それまで、最後の2週間、どうか署名にご協力お願いいたします。
https://www.change.org/p/%E5%
公務員住宅への入居を断られた石下総合体育館のダックスフンド。
このわんちゃんたちは避難所にて、
ご家族が、飼い犬猫とともに、
(常総の被災飼い主さんたちを支援しながら、私が案じるのは、
郡山でこの秋に入居が始まった復興住宅では、
仮設住宅では認められ、犬猫とともに入居した方々も、
動物の入居が認められないため、人は復興住宅に住み、
ペット専用建物が1棟あれば、充分に棲み分けできます。
動物の命を犠牲にし、人の心を追い詰めて、なぜここまで、