熊本地震で被災した動物たちの支援をするため、4月30日(木)に熊本に向けて出発しました。
ヘルメット、マスク、長靴、軍手、水の容器、安全靴のほか、首輪やリード、洗濯ネット、一時預かりボランティアさんのリスト、誓約書など一連の書類などを荷物に詰め込みました。
宮崎県の動物ボランティアさんたちが、車を出して下さることになり、犬猫のフードやペットシーツなどを満載して頂き、熊本空港にて待ち合わせました。
避難所で使えそうな小ケージと中ケージは事前にまとめて宮崎県の仲間たちに送っていました。
宅急便では間に合わないといけないので、犬猫の捕獲器は飛行機で運びました。
機内に持ち込める最大のサイズは縦横高さの合計が203センチでしたが、犬の捕獲器をたたんで測ったら、奇しくも、203センチぴったりでした。
梱包は、手を猫に噛まれて通院中のおかめに代わり、みよちゃんとシェーキーさんとともこさんがやって下さいました。
宮崎県のおふたりは、動物虐待防止のために動かれるボランティアさんで、CAPINとは9年来の付き合いです。宮崎県の動物行政、OIE、殺処分数の水増しや口蹄疫の際の農水省の対応について、調査して発信を続ける方です。
ケージもたくさん積んで、お湯も沸かせるよう鉄瓶や水も用意されていました。
高速が不通であったため、下道を何時間もかけて来てくださいました。犬猫の預かりも可能な方です。
これまでの災害支援の経験を活かして、地元の保護団体さんやボランティアさんたちの後方支援がどこまでできるかはわかりません。
仮設住宅建設に向けて行政が動き出す今、ペット受け入れ可能な棟をひとつでも準備してもらえるような働きかけもしたいとも考えています。どこまでできるかわかりません。
限られた時間と条件のなかで、精一杯やるだけです。