フィリアさん、にゃわんさん窓口で、仔猫24匹と成猫5匹を熊本県の動物管理センターから引き出し、宮崎に向かいました。
まずミルクとふやかしフード、目薬(岩代動物病院さんに出して頂きました)をして、一腹ごとにケージに入れて、車に載せます。
宮崎には、協力団体さんが待っていて下さっています。
宮崎のきみちゃんが仲間の動物ボランティアさんたち、預かり様やミルクボランティア様たちに声をかけて下さっていました。
弱った猫ちゃんがいました。
前の日にセンターに運ばれてきましたが、すでにぐったりしていました。低体温でした。
きみちゃんがペットボトルにお湯を入れて暖め、ミルクをシリンジで与え、生かそうとしましたが、昼に少し食べたのが、夕方にまた世話に入ったときには、もう自力では食べませんでした。
ホカロンをすべてのケージにセットしました。
宮崎のボランティアの健ちゃんが、暖めの毛布を小さく切り、それをすべてのケージに入れ、とにかく暖めることを最優先にしました。
翌朝、ほとんど動いていませんでした。獣医さんは来ないと聞き、置いてもこのままでは死んでしまうから宮崎に連れていくことにしました。
この猫だけでもと、高速を降りてすぐの病院を探しました。
青葉動物病院さんへ。
しかし、この仔猫は亡くなりました。
前の日に撮影した写真です。
きみちゃんは、育たん猫はこういう顔をしちょるわ、と話して、必死に食べさせていましたが、やはり、ダメでした。
夜に、宮崎のボランティアの渡辺さんが、野中家の庭に埋めて下さいました。
残りの猫は全部助けるべく、病院に向かいます。
まずは預かり様の愛護四季の会の坂元様事務所へ。
坂元様かかりつけの病院、
とも動物病院さんへ。
眼のひどい2匹だけ、インターフェロン入りの抗生剤を打ってもらいました。目薬も出して頂きました。しかし、先生の御用事で、時間がなく、あとは別の病院へ。とも動物病院さんは、無料で2匹を診てくださり、目薬は無料でした。
松山動物病院さんへ。
きみちゃんのかかりつけの動物病院さんです。
頭数が多く、3時間以上かかりましたが、親切で丁寧で良心的な費用に驚きました。ありがたいです。
松山動物病院さんに、飛行機に載せられる猫を判断して頂きました。
その子達はみな、都内の動物愛護推進員、中村光子さんが譲渡までお引き受けくださいます。
中村さんから、アニマルフレンドシップの宮城様やその他の猫ボランティアさんに振り分けられます。
坂元様
まだ小さな子達は、坂元様の会で継続治療と預かりと譲渡をお願いできました。
次々に診察と投薬、点滴などを受ける仔猫たち。
ケージごとに治療内容を張り付けていきます。
うささんの命展の参加作家さま、たかぎなまこさんも宮崎まで同行、仔猫まわりのお世話をサポート下さり、助かりました。
治療が終わり、坂元様宅へ行くことになったちびっこたち。
翌日の飛行機に乗せる仔猫たち。
たかぎなまこさん。
一緒にきみちゃん龍ちゃんの空き家の本家に泊まらせてもらい、夜と朝に猫のお世話をし、宮崎空港から
翌日の飛行機に乗せました。
犬のブウブウ
きみちゃん、ミルク飲ませ得意で助かりました。
龍ちゃん
作家のたかぎなまこさん
ケージに一晩のびのびできた成猫さん。
野中家にお世話になりました。
すったもんだあり、何とか朝一番の便で羽田に。
中村光子さんから、11時前に、無事に仔猫たちを受け取ったと、連絡がありました。