南阿蘇村の放浪犬。
赤い首輪にチェーンをぶら下げて激震の河陽で保護された犬を、岩代動物病院さんに一月お預かり頂いて、高森警察と高森保健所に届け、飼い主さんを探していました。
預かり期間が過ぎる前に、飼い主さんがみつかることを願い、岩代先生にも、阿蘇市の被災犬猫ボランティア団体さんAINSさんにも、チラシ配布のご協力を頂いていました。
しかし、なかなか見つからず、次の預かり様の
元へ移動をすることになりました。
ところがぎりぎりになって、岩代動物病院さんの御近所の患者さんで、犬を亡くされて次の犬を飼いたいとの方が、保護犬のチラシをご覧になり、預かり様、もし飼い主様が見つからなければ里親様になって下さるとお申し出下さり、岩代動物病院さんに会いに来て下さいました。
わんちゃんは別の町に移動をしないで、同じ村で継続飼養して頂けることになりました。
良かったね、
飼い主様が見つかったらお戻しをお願いする、条件付譲渡の手続きを交わします。
岩代先生の奥様は音大で声楽を学ばれた方で、岩代先生をサポートされ、ほんとうに素晴らしいご夫妻です。
南阿蘇村から西原村へ。
屋根にブルーシートがかかった家がずらりと並び、一月経っても屋根の修理がなかなか進んでいないことがわかります。
復興はまだ遠く、瓦礫の撤去などにたくさんのボランティアの力が必要だと感じます。