一月前、御船保健所に猫の乳飲み子が5匹、運び込まれました。
ちょうど私は、飼育放棄となった、益城の成猫2匹を保健所から引き出す手続きをしていました。成猫は都内で中村光子さんが引き受けてくださることになり、船橋の上原さんがトラックで田園調布まで運んで下さることになりました。
そのとき、保健所に来たばかりの乳飲み子について相談を受けました。
まだ、元気に鳴いているが、世話をする余裕はないし、ミルクもない、と。このままでは死んでしまう。
ミルクボランティアさんを探して何とか引き出して生かしたい、と命展のうささんに相談しました。(私は茨城に戻っていました。)
すると、うささんから、タイミングよく命展の支援者さま、村上さまをご紹介頂きました。益城からすぐの八代におられ、動物看護士さんをされている、だから授乳はプロ。1ヶ月、5匹を預かってくださることになりました。
今回の熊本行きでは、預かりの期限がきた仔猫たちを八代で村上さまから引き取り、新たなボランティアさんに譲渡までお預けするという任務もありました。
6月2日、八代に車を走らせました。
それはそれは可愛く育っており、感激でした。
3匹は動物病院さん窓口で、里親様が決まっていましたので、2匹の女の子を引き取りました。
村上さまから物資のご寄付も受け取りました。
2匹はまだ一月たたず、ミルクなので、飛行機に乗せられません。九州のミルクボランティアさんを探していましたが、にゃわんさんが引き取りをしてくださることになり、にゃわんさんのかかりつけ病院に2匹をお連れしました。
にゃわん様、ありがとうございますm(__)mお世話をお掛けいたします、よろしくお願いいたします。
ミルクママの村上さまは、今後も被災動物の支援を継続くださるそうです。ご自身も被災されたのに、仔猫の預かりを引き受けてくださったことに、感謝致します。
村上さまを紹介くださったうささんは、命展の合間に益城に入られ、作家さんとして被災された方の聞き取りをするだけでなく、捕獲機を持ち歩き、猫を保護したり、物資を届けたりもされています。
チームうーにゃんを立ち上げて、若い求さんやたかぎなまこさん、上原さんと、支援に動かれています。
CAPINでも、チームうーにゃんと連携して活動をさせて頂いていて、私も、うーにゃんのメンバーに加わることになりました。
うささんのデザインされるイラストTシャツが楽しみです。
宮崎の愛護四季の会の坂元さんや、
きみとぼくと私たちの会の渡邉さん、
阿蘇市のAIMSの水田さん、
地元の皆様がいてくださり、団体の枠を超えて皆で被災動物の命を繋ぐことができ、ほんとうにうれしく思います。