昨日の夕方に相談メールが入りました。
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初めまして突然のメール失礼します。
緊急にお知らせしたい事があります。
7月12日の出来事なのですが、インターネットで個人で放送ができる「ニコニコ生放送」内にて猫を虐待している人物が居ました。
猫を放り投げ叩く、首を掴み激しく降る、足を折ろうとする等動画にもなっているので至急チェックしてください!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm29237120
この人物は「y」と名乗り、茨城県常総市○○番地に在住のYM と言う人物です。
警察にも連絡しましたが本人にはぐらかされました。
このままでは猫が殺されます。どうか助けてやって下さい!
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このメールが携帯に流れたとき、ちょうど、常総シェルターで、野犬の世話をしていました。
がんちゃんのチキン。いつもおいしい手作りごはん、ありがたいです。
今日から、no.12のアンドゥ君は、カラーが取れてごはん、水が飲みやすくなりました。
穏やかで、早く慣れそうな子です。
昔、人間に飼われていたかもしれません。
馬の水換えが終わるころには暗くなってしまってはいたけれど、猫が心配で、記載された住所に向かいました。
常総近辺の会員さんたちに、この通報メールが一斉に回っています。
皆、心配して、LINEやメールで意見交換します。
すぐにニコニコ動画を確認してくれた会員さんがいました。動画の保存もお願いしました。
猫を可愛がる様子もある。
しかし、その半面、何をするかわからない危うさがある。
動画の投稿をした人物のファンがたくさんいる。
そのファン(傍観者)たちが、ふざけて猫虐待を唆している。
脚を折れだのと、煽る人たちがいる。
それで勢いで、何をするかわからない、と。
恐ろしい話です。
こげんた事件が甦ります。
人間ほど残酷な生き物はいませんから。
ふざけて、おもしろがって、
もっともらしい理由を見つけては、
大のオトナたちが、
恐怖に脅える小さな生き物に残酷な仕打ちを行う、
子どもの前でも。
これが許される社会であって、よいのでしょうか。
警察も積極的に動かないのは常のこと。
不特定多数の衆人の面前で、
ネット上で猫が虐待されようとしている。
ふざけているだけ?
冗談ではすまない。
世間を苦しめて、不安に陥れて。
唆した人は、共犯者。
動物愛護法44条があり、虐待は犯罪。
警察も保健所もなかなか動かない、でも、法律はある。
法律は、ある。
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しかし、○○番地の住所では、広くてわかりませんでした。
闇のなか、一時間以上さがしました。
道を聞いた方に、あちらだと言われて行くと、鬼怒川のほとりの寂しい墓地に着きました。
しばらくうろついていたら、やはり違った、と、わざわざ迎えに来てくれ、車で案内して頂きましたが、それも違い、別のmさんでした。
猫が心配でなりません。猫を思うと、怖いなど言ってはいられませんが、21時を過ぎ、出歩く方もなく、非常識になるために泣く泣く戻りました。
明るい時間帯に、複数で出直します。
以前から思うのですが、こうした事例に、警察がもっと積極的に動いてはくれないものでしょうか。
以前、ネット上で猫虐待の記事が掲載されたとき、私は地元警察署と警視庁保安課第3課に相談をし、調査を依頼しました。
そこでは、インターネットホットラインセンターを紹介されました。
でも、そのホットラインセンターの受付はサイト上にしかありません。緊急の動物虐待に対応し、速やかに動いてくださるわけでなく、電話で話を聞いてもらえるわけでもないのでした。ただ、動物虐待の内容を枠に記入して、通報するというだけなのです。回答ももらえません。対応してもらえたのか、その結果どうなったのかは、一切教えてもらえないのです。
リアルな世界で動くしか、動物を助けられないのです。それがよくよく、わかりました。
リアルな世界でどう動くか。
証拠なしには警察は動かないから、まず、証拠を集めねばなりません。
写真とか、動画、録音、そして、個々の動物の毛を2、3本もらうなどし、いつも告発に向けて準備万端にしておかねはなりません。あとで、と思わずにその場が勝負。証拠は隠される前に集めるしかないです。
命に間に合わない、いなくなった、死んでしまった、という経験を重ねたため、お恥ずかしながらこちらも必死で、なりふり構わずです。