書籍の編集を担当した東京弁護士会の公害環境委員会・動物部会の弁護士たち
「殺処分をなくしたい」「
「動物愛護法入門」では、行政やペット業者、飼い主、
課題として取り上げられているテーマはのひとつは、
東京弁護士会は8月4日、出版を記念して、東京・
その上で、「単に条文解説をするだけでなく、『殺処分をなくす』
8月6日、新評論から新刊が出ました。
「動物・人間・暴虐史」David A.NIBERT著、新評論、3800円、
衝撃的な歴史解釈
歴史家の多くが無視してきた
暴力の伝統とその負の遺産。
人類発展史の暗部をえぐり出す警世の書。
(帯より)
著者は、ウイテンバーグ大学社会学教授、デヴィッド・
「人類史は暴力拡大の歴史」との解釈に基づいて、古代、中世、
人間がどこで道を踏み誤ったか。それは、
筆者の膨大な資料の裏付けにより、人間とは、
動物ばかりでなく、人に対してです。
原住民から土地を奪い、牛や豚を放つ。その牛や豚が、
こうして奪った土地で、広範な牧場経営を行う入植者は、
牧場経営が暴力の装置であり、
ニュージーランド、アメリカ、アイルランド、ユーラシア、と、
牧場といえば、青空の下、緑の草原がどこまでも広がり、
動物への体系的な暴力は、先住民や遅れた入植者、
動物搾取は、人間の搾取、人間に対する暴力に繋がっていきます。
アメリカ大陸、アフリカ、
かつては彼らが耕し、自給のために野菜を植えていた土地が、
女も子どもも年寄りも命を奪われ、生き残った先住民には、
メディアを使って、
毎年、550億を超す牛、鶏、豚のとさつ。環境破壊。
人類は、どうやって、これを乗り越えていけばよいのでしょうか。
絶望の書、ともいうべき内容ではあるのですが、