三度目の熊本での活動。
飼い主さん不明の犬猫を保護し、九州で呼びかけた預かりボランティア様のお宅に、3ヶ月のお約束でお預けしました。
犬猫を保護してすぐに写真つきで警察や役場に届けてあった拾得物関連書類も、3ヶ月が経ち、所有権移動のための手続きが必要でした。また、ボランティアさん宅に預けていた猫たちを引き取りに行かねばなりませんでした。
ひかりあふれる水俣。
ここには、くーちゃんとマイマイちゃんがいました。
飼い主さんはみつかりましたが、けっきょくはお迎えがむずかしく、放棄を決意されました。
この親子猫さんを、水俣にお迎えに行きました。
水俣の預かりボランティア様M様ご家族にはほんとうによくして頂きました。
医療も細やかにお願いできました。
また、3ヶ月の間、とても可愛がって頂きました。
黒猫さんちゃんも、犬のいっちゃんも、お別れに寄ってきました。
手作りのサンドイッチ、中にはマッシュポテトやサラダ、プラムのスライスも。
道中、おいしく頂きながら、福岡を目指しました。
M様にお会いするのは三度目。
4月末に、飼い主さん不明のキバちゃんをお預けしに。
それから飼い主さんが判明して
5月末に娘のマイマイちゃんも一緒にお預けしに。
飼い主さんから、CAPINで2匹の譲渡先を探すよう頼まれました。
M様による、丁寧な観察と愛情にあふれた記録。
ワクチン証明など書類を受けとりました。
水俣から福岡へ。
熊本被災動物支援、
私たちCAPIN の熊本入りはこれで最後になるかと思いますが、たくさんの方のご尽力を受けながらも、震災の爪痕はまだ生々しく、復興にはまだしばらくかかりそうです。
動物に関しても、これからやることは残されています。
人手と経費の問題。
非常時というより平時からの根深い課題。
飼い主のいない犬猫の問題。
繋がりを持った犬猫たちには直接の、そうでない子には間接の支援をこれからも続けていきます。
九州自動車道からすぐの熊本県動物管理センター。
6月にたまたま見た、仔猫たちの置かれた状況。
ここに導かれたのだから、向き合うしかありません。