今日は、ラジオjuntosから、アナウンサーの有働文子さんが事務所にお越しになり、昨年の常総水害の被災動物や常総野犬の保護活動について、取材を受けました。
放送は9月12日(月)
20:00~20:30
FM84.2mhz
ラジオつくば
また、本日は常総市役所に行きました。
開示請求した文書が出来上がり、それを取りに行ったのです。
常総水害と、常総野犬に関する文書を求めました。
総務課で文書の写しを受けとります。
野犬に関してはたくさん出てきましたが、水害による被災動物については、2枚だけ。
平成25年に作られた、常総市地域防災計画の目次と、該当ページ。
安全安心課に移動して、質問し、水害対策検証委員会による検証報告書(6月)も見せてもらいました。
これには、動物の扱いや同行避難、物資配布や避難所についての記録報告はなく、いつ、何匹がどこの避難所にいたのか、屋内か屋外か、ペット物資は配給されたのか、、、記録は皆無です。職員の申し送りのノートもないそうです。検証報告書とはいえ、避難指示発令についてのみ書かれたものであり、ほかついては触れられていません。
平成25年の地域防災計画には、このように書かれています。
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県は、飼い主が避難所に愛玩動物と同行避難できるよう必要な措置をこうずるとともに、被災した愛玩動物の保護に努める。
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市が、どうするのか、触れられていませんね。
県まかせでは、だめだろうと思います。
動物行政は、市町村も自主的に関わるべきです。
牛久市のように。
登録は市町村がやるわけですし、飼い主から動物をなるべく離さないためにも、小さな単位でていねいに関わるべき。
動物行政は、中核市以上がやるもの、と決めつけて、市町村が無作為のままでは、動物たちは助からないです。
生活環境課に行くと、水害で亡くなった犬猫の頭数はわからないと言われました。
登録抹消の手続き時に、飼い主さんに聞き取りをするとか調査をする予定はないそうです。
被害状況はまったくわからないと。
町内会ごとにアンケートをとるなどし、実態に迫り、それを検証し、次の災害に活かしていくことができないのだろうか。
この1年は、はやかったです。
議会棟と本庁舎を結ぶあの2階の渡り廊下に、たくさんの犬猫連れの被災者が身を寄せ、夜を明かしていたのが、昨日のことのようです。
Change.orgの署名活動により、公務員住宅にペット同伴被災者が入居可能となりました。
避難所の同行避難受け入れの呼び掛け、
物資配付、
犬猫の預かり、
飼い主さん探し。
私たちもがんばりました。
が、住民の皆さんががんばりました。
市民が力強く立ち上がりました。
皆さんにとって、鬼怒川流域の動物たちにとって、大変な1年でしたが、これからきっと、よくなります。
常総は、これからです。