ポメラニアンを探している、とのご相談がありました。
おとなりの守谷市にて無事にみつかった、実に1年ぶりでした、とご報告。
ところが犬違いであることがわかりました。
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迷子の犬猫が飼い主のもとに無事に戻るためには、収容先の市役所や警察やセンターで告示された、首輪の色や性別など、保護情報が正確でなければなりません。
守谷市で保護されていたオスのポメラニアンが、実はメスだったというのです。
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ご相談メールより:
実は飼い主さんが見つかったはずのポメラニアンが違っていたそうです。
常総市の迷子のポメはオスで守谷市で保護したポメはメスだったそうです。
今日、守谷市役所から電話があって、飼い主さんが動物病院に連れていったらメスと言われたそうで飼ってた犬じゃなかったみたいです。って言われました。
でも市役所の迷子犬情報ではオスって書いてありまたしたよ。市役所でオスと確認したんですよね?って言ったら、見た目がオスだと思ったからオスと書いてしまったと市役所の方に言われました。
それで、あと一週間して里親や飼い主が現れなかったら笠間へ送ります。と言ってきました。
市役所の対応にあきれました。ちゃんと確認もせずに勘でオスだと思った事。常総市の飼い主さんも一年ぶりにポメが帰ってきたと喜んでたのに本当に可哀想です。
オスかメスの違いで飼い主さんが『うちの犬じゃない』って思ってしまうのに!
常総市の飼い主さんがどうしたいのかは分からないんですが。
古河市でメスのポメの迷子情報もあるので明日連絡してみようと思います。
市役所の対応はおかしいですよね。大事な性別をちゃんと調べずに勘で載せてしまうなんて。これが原因で飼い主さんと会えずに亡くなった子達もいるんじゃないかと思うと憤りを感じます。
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7年前につくば市でも同様の取り違えがありました。
迷子犬を保護した人と、飼い主さんが、ふたりとも
市役所に連絡を入れていたのに、首輪の色の捉え方がずれていたために、マッチングがうまくいかずに、飼い主不明で笠間センター行きになるところでした。
首輪の色が元は赤だったのが、古くなり色落ちして、茶色に見えたので、市役所の書類に書かれた色と、通報した人の伝えた色とはズレが出たのです。
偶然双方が知り合いで、あのときは幸運にも犬は飼い主さん宅に戻ることができました。
関わる人は、よくよく確認し、ひょっとして、と、雌雄や首輪の色や、コートの色やまで、あらゆる可能性を考えたほうがよいですね。