ジャスミンさんは、最初に私にミルクやりを教えてくれた、猫の先生です。
鹿嶋さんがジャスミンさんに猫の扱いを教えたそうですから、私は鹿嶋さんの孫弟子にあたります。
10年選手で会を支えてくださっている、幼馴染みのおふたり。
みんな、保護できました。子猫も、成猫も。
5.24、捕獲器を積み出します。
猫相談に対応するためです。
相談メールより。
「五霞町の利根川河川敷に猫が繁殖しています。
現在猫達は放置されている廃棄車両の下におりまし て、慣れてきたのでゲージさえ貸して頂ければ捕獲できる状態です。
現状メス3匹、雄3匹、子猫5匹(生後50日)がおりますが、現実的に繁殖を防ぐ事しか対応できない為今回はリリースを前提にメス3匹の避妊を
お願いできるのであれば幸いです。
(給餌は地域の環境が変わらない限り何とか致します)
お願いできるのであれば幸いです。
(給餌は地域の環境が変わらない限り何とか致します)
又、子猫5匹については、保護しながらの里親探しが時間的経済的理由(当方側の問題)から困難な為、避妊可能な状態(基準体重など)に成長したらメスの避妊を考えております。
尚、電話で教えて頂きましたカラスの攻撃には、成長するまで出来る限り注意を払うよう努めます。
最後になりますが、 この猫達を発見してしまった当方の考えを申し上げますと、
最終的な目標地点は今後の繁殖を防ぐ事、 そして残った合計11匹の天寿を
全うさせてあげる事と考えております。
最終的な目標地点は今後の繁殖を防ぐ事、
全うさせてあげる事と考えております。
様々な立場で様々なご意見があろうかと思いますが、現在当方がおかれた環境ででき得る事は上記との結論に至り、差し支えなければお心にお留めおき頂けると幸甚です。
長文となり大変失礼致しました。
以上、取急ぎご報告申し上げます」
以上、取急ぎご報告申し上げます」
みんな、保護できました。子猫も、成猫も。
さあ、行こうね。
成猫は全頭手術することにしました。
稲垣動物病院に搬送し、翌日の集団手術に参加。
耳カットし、リリースして、あとは依頼者さんが世話されます。
手術費用の一部として、20000円を依頼者さんが出されました。
足りない分はこちらでやるしかない。
子猫は会で保護をし、何とか譲渡を頑張ります。
ただ、気になるのは、五霞町役場から職員がこの場に何度も来て、猫を連れて行かねば保健所に捕獲させて処分する、と脅かすこと。
どこに連れて行かれますか?
センターは引き取れません。
法的根拠がないから。
猫は本来は自由なもの。
茨城県のように自然が豊かな場所では特に。
外飼いでも飼い主さんがいることが多い。
所有権の侵害になるから、そこらの猫を勝手につかまえてセンターに運べない。
猫はその場に生きていくしかない。
移動できない。
つかまえて餌場のないところに移動させたら、遺棄になり、動物虐待になります。
TNRで優しく減らす。
手術してリリースし、頭数を減らす。
役場の職員さんさえ、分かっていないのだ。
困ったよねえ。
五霞町役場には、よくよく話をすることを依頼者さんは約束くださいました。
ここは河原で、誰もいない場所。
誰の苦情もないのに、なぜ存在しちゃいけないの?
茨城県では避妊去勢のための助成金制度があるのだから、それを使い、役場が音頭とっても良いでしょう。